稲川さんはヘッドホンをさせられていた.そして上からガラス箱が被せられた.
ガラス箱がまた上げられ,稲川さんはヘッドホンを外された.
そしてまたガラス箱が被せられた.そして本番.
ガラス箱の中の風船が膨らんだので,稲川さんは大慌て.
稲川さん「うわあ,爆発する,爆発するじゃない,これ.
ちょっと爆発するからさあ.危ないから.ダメだ,これ.おーい.」
風船が膨らみ,稲川さんの顔が外から見えなくなった.そして風船は破裂した.
小田急の多摩川の鉄橋の下に車が止まっていた. 車の中では男女二人が眠っており,排気ガスが中に引き込まれていた.
オフィス愛ではアイリスが文句を言っていた.そこへ電話が.
アイリス「はい,オフィス愛です.」
だが
アイリス「え,来来軒?」
そこで
アイリス「はい,そうです.はい,ラーメン,餃子にレバニラ炒め.
3丁目の山田さんですね.はい,わかりました.すぐにお届けしますー.」
適当にほざいて切ってしまった.そしてテレビをつけると,
ワイドショーの人生相談で松谷新一弁護士(天田俊明)が,
離婚した方がいいでしょう,と言っている様子が映っていた.
慰謝料が3千万円と聞き
アイリス「離婚して3千万かあ.悪くないなあ.」
その前に結婚が先じゃないのか?
S.S.C.におばあさんがやってきて,ヌードを撮ってきてくれと頼んでいた.
おばあさんが服を脱ぎ始めたのでフラッシュは大慌て.
そこへクルミ割り人形の一節が響いたのだが
お婆さん「ムードでてきちゃったよ.」
と張り切るのであった.
アンクルのところへ女子高生のなおこがやってきた.
ヌードを撮るのを決心したと言うのだ.スタジオへ行こう,と言った瞬間に,
腕時計が鳴った.急用ができたと言うアンクル.なおこは怒って帰ってしまった.
アンクル「釣り落とした魚はでかいと言うのはこのことだなあ.」
ゴッド「ゴッド指令.心中事件の真相を暴き,殺人者を,ハンギングせよ.」
冒頭の事件が起こったのは前日で死んだのは今井健一28歳と今井あきこ37歳.
警察は心中として処理した.だが2人は新婚1ヶ月.夫の仕事も順調.
自殺する動機は全く無い.
スポット「それにしても37歳の新妻だなんて,随分出遅れたもんですね.」
アイリス「吟味したとも言えるわね.」
妻の方は再婚だった.前夫は総合病院の院長.離婚の原因は院長の浮気.
慰謝料は5千万円だったが,今は1銭も残っていなかった.
似たような事件が2件起こっていた.
さらにフラッシュは一人の女の写真を映し出した.
フラッシュ「大木ようこ(三浦真弓).友愛離婚相談センターの所長だ.
今回過去二回とも死んだ女性の離婚に際し,代理人として登場している.」
アンクル「偶然とは思えねえなあ.」
スポット「しかし美人じゃないですか.」
すかさずアイリスが言った.
アイリス「どうかしら.妹と比べたら月とスッポンね.」
冷たくスポットが言った.
スポット「そうですかあ?」
アンクル「論より証拠.一度会わせてくれよ.」
アイリス「いいわよー.(スポットに)どう,今夜一度妹と食事でも.」
話が明後日の方向へ向かいだしたので
フラッシュ「仕事が優先.」
フラッシュは死んだ今井夫妻を当たることにした.離婚相談センターの方は
アンクル「俺は18歳以上の女に会うのはごめんだぜ.」
スポット「それじゃ,俺が行きますよ.」
アイリス「ダメよ.今夜は妹と中華料理.」
スポット「仕事が優先!」
なおもアイリスは,美人だからって鼻の下延ばしちゃダメよ,
とほざくのであった.
近所の主婦の話によると今井夫妻は仲が良かった.
主婦「あのう,あたしの写真,週刊誌に載るんですか?」
主婦がポーズを取ったのでフラッシュは後でとごまかした.
今井夫妻が知り合った場所を主婦は知らなかった.
フラッシュは今井夫妻の写真を見て何かに気がついた.
友愛離婚相談センターをスポットが訪れた.
スポットはフォトジャーナリストと名乗り,大木から話を聞いた.
大木は離婚したい人の相談に応じるためにこの仕事を始めたと言う.
中には離婚に応じない人もいるでしょう,とスポットが言うと,
粘り強く交渉する,と大木は答えた.なおもどうやって離婚させるのか,
とスポットが聞くと,大木は,企業秘密,と言って答えようとはしなかった.
客が来て大木が席を外した隙にスポットは盗聴機を仕掛けた.
スポットは外へ出て盗聴開始.客の河村夫妻は500万円を強請られていた.
払わないと離婚のからくりを全てばらすという.
スポット「離婚のからくり?」
河村の妻は慰謝料を1千万円もらっていた.離婚のからくりを知っているのは,
大木と河村夫妻だけのはず.なぜ強請り屋はそのことを知ったのだろうか,
と河村は不審に思い
河村「所長さん.あなただ.あなたが漏らしたんだ.」
と叫んだ.
この盗聴テープをスポットはアジトで皆に聞かせた.
だが強請りのネタが何かはわからない.フラッシュは今井夫妻の写真を見せた.
夫妻の後ろに写っている看板の日付は「86年7月28日」だ.つまり,
今井の妻が前夫と離婚する前に撮った写真と言うことになる.
つまり前夫の浮気より先に妻の方が浮気をしていたということになる.
よって慰謝料を払わなければならないのは妻の方だということだ.
ところが慰謝料を払ったのは前夫の方.妻は自分の不倫を棚に上げ,
離婚を迫り,慰謝料まで取っている.そこに何かからくりがあるはずだ.
スポット「つまり,俺がさっき会った河村きょうこも同じように不倫をして,
口をぬぐっていたとすると…」
アンクル「充分に強請りの対象になるな.」
スポットは河村夫妻に会うと言ったが,河村夫妻はその晩,
「高速道路の脇で 首吊り自殺」した.
記事を見ながら
アンクル「邪魔者は消せか.」
そこへフラッシュが戻って来た.河村きょうこも離婚する前から,
今の夫と交際していたらしい.不倫をしていたはずの妻が離婚を迫り,
なおかつ慰謝料までせしめる.つまり前夫の方に何か仕組んでいるはずだ.
そこでフラッシュは大木ようこを探ることにした.
アイリス「探るって,どうやって?」
フラッシュ「アンクルとアイリスで,まず夫婦になってくれ.」
二人とも文句を言った.
アイリス「スポットに代わって.」
スポットは歳が違いすぎると言ったが
アイリス「愛さえあればねえ,歳の差なんて関係ないのよ.
プロ野球の選手を御覧なさい.落合なんて9つも違うのよ,9つも.
ねえ.原辰徳なんて5つも違うでしょう.」
あ,そ.
スポット「とにかく,お二人はお似合いのカップルです.」
アイリスとアンクル「スポット!」
フラッシュ「息もピッタリだなあ.」
アイリスは宮坂道子と名乗って友愛離婚相談センターを訪れた.
夫の宮坂一郎(アンクルのこと)は「シェイクスピアを研究」している大学教授.
離婚したい理由を尋ねられ,アイリスはこう答えた.
アイリス「賭け事は一切致しませんし,お酒は程ほど,
暴力をふるうなどとは一度もございません.品格円満.
非の打ち所は無い人なんです.」
それを盗聴機で聞きながら
アンクル「アイリスも見てるとこは見てんだなあ.」
フラッシュ「芝居だよ.」
アンクル「芝居でこれだけのことは言えるか?」
フラッシュ「要するにね,本物の逆のこと言ってんだよ.」
アンクルは機嫌を損ねてしまった.
アンクル「あ,そうですか.」
フラッシュ「そうですよ.」
やっとアイリスは離婚の理由を答えた.
アイリス「(性的に)強すぎるんです.」
大木「失礼ですけど,そういう顔してらっしゃいますわねえ.」
しっかりアンクルは聞いてしまった.
アンクル「顔で判断するなっての.」
大木「いかにも好きそうって感じですわ.」
アンクル「嫌いな奴がいるかよ.」
フラッシュはにやりとした.だめ押しとして
アイリス「あのう,下品な言葉で申し上げますとスケベなんです.」
アンクル「アイリス!」
アイリス「よく言いますでしょ.医者とか画家は何とかって.
スケベが洋服を着て歩いてるようなものなんです.」
ついにフラッシュは声を上げて笑ってしまった.
アンクル「勝手な芝居しやがって!」
アイリスは実家に遊びに行くと称してアパートに住んでいると言った.
アイリス「あの人の頭の中にはセックスとシェイクスピアしかございませんから.
お願いです.離婚させてください.」
大木は離婚は難しいと言った.なおもアイリスは頼み込んだ.
アイリス「主人は以前,もっと太っておりました.」
大木「もっと?」
アイリス「はい.今の倍くらい.」
大木「倍?」
アイリス「それが急に痩せ始めまして.昨年,松本と神戸に出張しております.
エイズじゃないかと思うんです.」
それを聞いたアンクルは絶句した.
アンクル「エイ…」
またフラッシュは笑ってしまった.
アンクル「どっから出てくんだよ.」
フラッシュ「いや,血液検査受けた方がいいんじゃないか?」
アンクル「馬鹿野郎.」
なおもアイリスの話は続いた.
アイリス「エイズ菌を移される可能性がございます.」
どうでもいいが,エイズは菌ではなくウィルスが原因で発病するものです.
アイリス「人道的,医学的見地から,先生,私を離婚させてください.」
ここで
大木「奥様,ご主人の他にどなたかお好きな方がいらっしゃるんじゃありません?
だから離婚したいと思ってらっしゃる.あ.最近多いんですよね,
そう言う方が.」
来た,来た.
アイリス「虫のいい話ではございますが,
慰謝料を取ってわかれることはできませんでしょうか?」
だが敵もさる者引っかくもの.
大木「無理ですわ.逆にあなた方が慰謝料取られますわよ.」
アイリスはねじ込んだが,大木は改めて連絡すると言ってアイリスを返した.
アイリス「どうだった,あたしの芝居.」
感想は
フラッシュ「最高.」
アンクル「おい.俺がスケベの塊でエイズだって,どっから出てきたんだ?」
アイリス「芝居よ,芝居.」
そのとき,大木がどこかへ電話をした.
大木「私だけど,大至急調べてほしいの.名前は宮坂一郎.職業は大学教授.
住所は世田谷区成城3-6-11.資産状況と本人の確認をして欲しいんだけど.」
そこで
フラッシュ「早いとこ,宮坂教授のうちへ行こう.大丈夫だろうなあ.」
アイリス「夫婦は明日アメリカから帰ってくるわ.」
アンクル「学者と知り合いか.顔が広いな.」
アイリス「だってあたしはプロですもの.じゃあね,頑張って.」
アイリスはさっさと帰ってしまった.フラッシュとアンクルは宮坂の家へ直行.
アンクルとフラッシュは宮坂の家へ忍び込んだ.しばらくして,
妙な男が中を伺うのが見えた.そこでアンクルは外へ出て水まき.
「助手」のフラッシュは
フラッシュ「先生,水撒きならあたしがやります.」
だがそこへ本物の宮坂夫妻が帰って来るのが見えた.慌ててアンクルは
アンクル「兄さんいらしたんですか.」
とごまかして荷物を持って中に入り,
宮坂夫妻には「ビックリカメラ」だと言ってごまかした.
外にいる怪しい男は「プロデューサー」だと言ってごまかして,
アンクルとフラッシュは退散.
運良く「プロデューサー」は「助手」のフラッシュを尾行.
フラッシュはアイリスと新宿中央公園で逢引した.
そして怪しい男は針尾組の事務所に入って行った.
フラッシュ「ヤクザか.」
調べていたのは針尾(外山高士)の部下だったのだ.
早速S.S.C.へ大木から電話がかかってきた.
アイリスは友愛離婚相談センターへ向かった.
大木は前回とはうって変わって離婚させることを快諾.
アイリスはアンクルの女性の趣味はロリコンだと言った.
離婚屋の手先の若い女がアンクルに接触.店から出てきたアンクルは
アンクル「ああ,幸せだ,幸せだよ…あまりにも甘美で現実とは思えない.」
女「なーに,それ.」
アンクル「ロミオとジュリエットの二幕リマの台詞だよ.」
それを見ながら
フラッシュ「老けたロミオだなあ.」
針尾組の連中はアンクルと女の様子を写真撮影.それをフラッシュも目撃した.
ホテルの中でアンクルは女を尋問した.
女は10万円で友愛離婚相談センターに雇われたのだ.
大木は例の写真を持って来た.大木の前でアイリスはアンクルを難詰した.
アイリス「あたくしはあなたのことをよーく知っているんです.
仕事が嫌いでロリコンでお酒が好きで怠け者.」
アンクル「おい.」
アイリス「大体ねえ,あなたはいつもあたしのことを馬鹿にしてるわよ.え.
あたしのこと馬鹿にしてるわよ.ババアだの,年増だのって言ってねえ.」
アイリスは現実とごっちゃになっていたらしい.
アンクル「ちょっと待って.」
アイリス「いいや,この際はっきり言わせてもらうわよ.え.」
アンクル「マジだぜ.あのねえ,僕,宮坂,宮坂一郎ですよ,道子.
間違ってませんね.」
アイリスは任務を思い出した.
アイリス「とにかく,あたくし,この人と離婚させていただきます.」
そこへ顧問弁護士の松谷がやってきた.松谷は裁判しても勝ち目は無い,とか,
写真週刊誌の餌になる,とか,自分が出ている番組のネタにする,と言った.
松谷「シェイクスピアも言ってます.
結果は常に手の届かないところに現れるってね.」
アンクル「悲しみはいつも一人でやってくる.必ず束になってくるのだ.」
松谷「どんなに長い夜もいつかは明ける,とね.」
アンクル「マクベスですか.」
アイリスとアンクルが去った後,フラッシュが盗聴開始. 松谷と大木はグルで3千万は取れるとほくそ笑んでいた. 松谷は民由党から立候補する予定だった.その資金を稼ぐのが目的だったのだ. しかも松谷と大木は不倫の関係だった.大木は松谷に離婚を迫っていた.
早速S.S.C.へ電話がかかってきた.離婚手続きをするからすぐ来いと言うのだ.
アイリスはフラッシュと一緒に離婚届に判を押した.
アイリスは300万円の小切手を大木に渡した.
そしてS.S.C.に電話がかかってきた.
買って欲しいものがあるので1時に駒沢公園へ来いと言うのだ.
アンクル「一暴れするか.」
フラッシュ「ああ.よーし.Say Cheese!」
全員,サムアップして出動した.
アイリスが駒沢公園へやってきた.待ち構えていたのは針尾組の連中.
針尾組の連中はフラッシュとアイリスが抱き合う写真と,
「宮坂一郎」の不倫を演出したのは自分達であることをネタに3千万円を要求.
アイリス「そうね.でも,こんな写真,買う気無いわ.」
アイリスは写真を破り捨てた.そして
フラッシュ「そういうからくりか.とうとう正体を現したな.」
針尾組の連中はフラッシュとスポットによって倒された.
ここは出馬宣言の記者会見場.松谷と大木が控え室で出番を待っているところへ,
針尾組の一人がやってきた.
松谷「どうしたんだ,針尾は?」
というやいなやフラッシュ達が針尾を連れて乱入.
アンクル「離婚の相談に乗る振りをして,実は恐喝.よくやってくれるよ.」
大木「あなた,宮坂…」
アンクル「やかましい.せっかく皆さんおそろいだ.記念撮影と行こうぜ.」
アンクルがカメラのシャッターを押すと同時に催眠ガスが噴射された.
うーん,旧作だったら,記者会見場で秘密が暴露されるんだけどねえ.
そこまでパターンにこだわるのか?
高田元は暇そうに「寿司元」のカウンターに座っていた.
そこへ電話がかかってきた.
高田「(元気なさそうな声で)ああ,もしもし.寿司元です.
(元気回復して)あ,愛ちゃん? ああ,空いてます.愛ちゃんのための体です.
ええ.例え火の中水の中.ええ,好きで使って頂戴.ええ,すぐ行きます.
はい,はい.」
モルモット小父さんは電話を切り,しみじみと言った.
モルモット小父さん「こんなことばっかしてたんじゃなあ,
この店も長かないなあ.」
悪党達は風船がいくつも入ったガラス箱の中に入れられていた.
フラッシュ「これから,お前達に悪事の制裁を加える.だが,
その前に一人処刑する人間がいる.よーく見ておけ.」
と同時にモルモット小父さん登場.
フラッシュ「箱の中の風船にこれから青酸ガスと水素が送り込まれる.
風船が割れると同時に爆発し,青酸ガスによってお前の呼吸機能が停止する.
待っているのは死だけだ.」
モルモット小父さん「おーい.助けてくれよ.死にたくないんだよ,おい.
勘弁してくれよ.」
アンクル「お前が何をしたのか大声で喋ってみろ.」
モルモット小父さん「おお,言うよ,言うよ.おい,
下着泥棒してるのを見つかって,女子大生殺したんだよ.俺,悪かったよ.」
アンクル「女子大生も殺さないでくれって泣いて頼んだろう.」
モルモット小父さんはうなずいた.
モルモット小父さん「う.う.認めるよ.俺が悪かったよ.」
アンクル「悪いと認めたら往生際をきれいにしろよ.」
メーターが動くと同時に風船が膨らんだ.それを見てびびる悪党達.
ついにモルモット小父さんの顔が見えなくなり,風船が爆発.
モルモット小父さんは真っ黒焦げになってしまった.
アンクル「さ,次はお前達の番だ.だがお前達の自白いかんでは,
許してやらんでもない.」
針尾「ま,待ってくれ.悪いのは松谷だ.」
大木「選挙資金ほしさに松谷が仕組んだのよ.」
松谷「黙れ.」
針尾「殺しを請け負ったのは俺達だ.認める.許してくれえ.」
部下「松谷に金で頼まれたんだあ.俺じゃない.主犯は松谷だあ.」
松谷「うるさい.黙れ.黙れ.」
カメラが用意された.そして
大木「私達は松谷の命令で浮気を作り上げたのよー.」
松谷「認める.許してくれ.俺が悪かったあ.」
そして松谷達は警察に引き渡された.新聞は「松谷弁護士,逮捕!」
「選挙資金欲しさの 恐喝,殺人!」「仮面をはがれた 女性の味方」と報じた.
全身に包帯を巻かれたモルモット小父さんはヒーヒー言っていた.
モルモット小父さん「酷いよ.耳栓忘れちゃうんだもん.全然聞こえないよ.」
これ幸いと
アイリス「元さん,全然仕事ないの.」
モルモット小父さん「え?」
アイリス「破産だわー.」
アイリスは嘘泣きした.
モルモット小父さん「え?」
アイリス「元さん,このギャラ,このギャラ,貸して.」
モルモット小父さん「え?」
アイリス「このギャラ,貸して.」
モルモット小父さん「え?」
アイリス「このギャラ,頂戴.このギャラ,頂戴.」
モルモット小父さん「おう.」
ギャラが分配された.
アイリスはフランス料理を食べに行かないとスポットを誘ったが,
スポットは取りたい写真があると言って断った.
アンクル「芝居とはいえ,一時は夫婦だったんだ.私めとご一緒します?」
アイリス「ノーサンキュー.」
アンクル「ふん.」
フラッシュ「愛人は?」
アイリス「ねえ,芝居とはいえ,あたし,
よっぽど男の趣味が悪いと思われてたんじゃない?」
フラッシュとアンクル「どういう意味だよ?」
そしてアンクルはナンパしまくったが失敗.
スポットは神社で棒術の稽古に励み,
フラッシュはジムで筋力トレーニングに励むのであった.
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