前作が好評だったために作られた完全なる続編. ゴッドはハングマン達に戸籍を買い与え,正業につかせた. また事件の被害者にハンギングパーティの案内状が送られるようになったのも, この作品からである.作風は「ザ・ハングマン」後半同様, 硬軟織り交ぜたものになった.タミーが掏摸の名人だったり, オショウが妻子の営むパン屋に出入りしているといった, 前作の設定で忘れ去られたものも多々あった. さらにオショウに言い寄るよね子の登場など定番ギャグも導入されたことにより, 前作よりも作風が軽くなった印象がある. しかしタミーとヨガが殉職し,組織が解散したのにも関わらず,いや, 解散したからこそタブーを犯して標的をニトロで爆死させ, マイト達三人がお尋ね者になって街の中へと消えていく最終回は, シリーズ史上最も重い内容の作品であった.
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