ドラゴンは原宿の歩行者天国でおばさんとぶつかり, 財布を拾ってあげたが気が動転したおばさんに泥棒と間違えられてしまった. 警官に連れ去られようとしたドラゴンを見て, 一人の少女(横田ひとみ)が警官に事情を説明した. それがきっかけでドラゴンは竜と名乗り,その少女ちあきと仲良くなった. ドラゴンはオートバイに乗った男に絡まれたちあきを助け, さらに怪我したちあきを病院へ連れて行った. 病院でドラゴンはちあきの母(野口ふみえ)と父(天田俊明)に礼を言われた.
ある晩,大星商事の経理副部長がビルの屋上から「投身自殺」した. そのため,原子力汚職事件は迷宮入りになるかと報道された. そして大星商事の小津副社長(浜田寅彦)は釈放された.
オフィスでゴッドが今回の仕事を説明する.
スクリーンには小津の姿が映し出されていた.
ゴッド「原子力発電というものが安全なものか危険なものか,
専門家でない我々には良くわからない.
ただ西ドイツやアメリカの原子炉メーカーが新型炉の売込みを巡って,
しのぎを削っているらしいという.
そして日本でも関係各社が入り乱れてさまざまな駆け引きをやっているという.」
デジコン「じゃあ,昨日釈放された大星商事の小津副社長の一件もやはり.」
ゴッド「うん.検察庁は相当の確信を持って逮捕に踏み切ったらしい.
ロッキード事件のときよりもはるかに巨額なリベートが動いたといえる.」
パン「じゃ,なぜ釈放したんですか? やっぱり例の副部長の自殺ですか?」
ゴッド「そうだ.彼を突破口にして,一気に黒い霧の核心に迫る,
それが特捜部の方針だった.だが,死人に口なしだ.」
タミー「本当に自殺なんですか?」
ゴッド「わからん.」
マイト「で,ゴッド,我々は何をやればいいんですか?」
ゴッド「検察は諦めたわけじゃない.
態勢を立て直していずれ近いうちに小津を再逮捕する方針だ.
そのための最後の切り札として握っているのが,この男だ.」
ゴッドは一人の男を映し出した.彼はちあきの父親だった.
ゴッド「西田健太郎42歳.」
ドラゴンは驚いた.
ゴッド「半年前まで大星商事ニューヨーク支社の営業部主任.
小津直系の部下の一人だ.何か仕事上のミスがあって日本へ呼び戻され,
現在は病気療養という名目で休職中だ.」
マイト「なるほど.ちょっとしたミスも許されない小津軍団の厳しさですか.」
ゴッド「特捜部はすでに相当数の関係者からしきりに事情聴取を行なっている.
この西田もその一人だ.もちろん,小津側も必死の防衛作戦に出ている.
その参謀格と言われているのが小津の右腕の寺島秘書室長(菅貫太郎).
この男だ.」
スクリーンに寺島の姿が映し出された.
ゴッド「さて問題は検察にとって最後の切り札である西田が,
ずーっと生きていてくれるかどうかだ.
もし西田が自殺するようなことでもあれば,わかるかな?
私の言ってることが.」
その頃,検察側はホテルで西田を尋問していた. 西田は小津のアメリカ出張の時には小津の秘書代わりに活動していたからだ. 西田はもう少し時間をくれと言った.西田は会社を辞める決心はついていたが, 妻にはまだ打ち明けていないし, 20年間無我夢中で勤めてきた会社を裏切ることになるので, 気持ちの整理をつけたいのだという.検事は三日後の同じ時刻に会いたいと言い, 別の検事は亡くなった田丸副部長のような真似はしないようにと付け加えた. それを聞いた西田は子供を残して死ぬような真似はしないと答えていた. その頃,ホテルの地下駐車場にはタミーとマイトがいた. デジコンの話として大型原子炉が2000億円すると マイトから聞いたタミーは驚いた. さらにタミーは検察側がホテルで事情聴取をすることを疑問に思った. マイトはマスコミを避けるためだと考えた. 新聞が書き立てると追い詰められて西田が自殺しかねないからだ. 西田が地下駐車場に姿を現した.タミーとマイトが身を隠して様子を伺うと, 寺島が現れた.小津が西田に会いたいというのだ.
料亭で寺島は地検の調べを受けているのを隠していた理由を西田に聞いていた. 西田は何も喋っていないと答えた. 小津は30年間会社を大きくするために手段を選ばず頑張ったと言い, さらに自分が法廷に立つことは大星商事の死を意味すると付け加えた. 寺島は,小津が西田をアメリカから呼び戻したのは 西田を無能だと思ったからではないと言い, 次の日の朝9時に本社の特別会議室へ来るように付け加えた. 西田を返した後,寺島は西田を危険と睨んでいると小津に言った. そこへ南条が入ってきた.その南条も西田を危険人物だと睨んでいた. 南条は西田の口を塞ぐことを示唆した. マイトとタミーは小津と寺島が南条と一緒に料亭から出てきたところを目撃した. 南条誠二は関東の総会屋の元締と言われている男だった. 南条は十年前に東日本の広域暴力団を大道団結させた大物でもあった.
翌朝,パンとデジコンは電話工事夫に化け,
西田の家の電話線に盗聴機を仕掛けた.
そしてタミーとドラゴンは西田の家の電話を盗聴した.
寺島から電話が掛かっていた.西田の妻に西田は,いないと答えてくれ,
と言っていた.その頃,本社の特別会議室には寺島と南条がいた.
寺島は西田が居留守を使っていることを見抜いていた.
南条は危険信号と断定し,永久に沈黙してもらおうかなと言っていた.
一方,西田は書斎で辞表を書いていた.そこへちあきが入ってきた.
ちあき「パパ,会社辞めるの?」
西田は慌てて書きかけの辞表を隠そうとしたが
西田の妻「あなた,私はあなたの気持ちはわかっているつもりです.
でも,千秋にはあなたからきちんと説明して.」
西田は近所の公園でちあきに事情を説明した.
西田「なあ,ちあき,田舎で暮らすの嫌いか?」
ちあき「田舎?」
西田「うん.北海道のおじいちゃんのところさ.牛や馬を飼って暮らすんだ.」
ちあき「もう東京へは来ないの?」
西田「そんなことはないさ.
ちあきが高校を卒業して東京の大学へ来たければ来るがいい.」
二人でブランコに乗りながら西田がなおも説明した.
西田「パパ,東京の暮らしが嫌になったんだ.」
ちあき「あの汚職の話なの?」
西田は驚いた.
西田「なあんだ,ちあき,汚職なんて言葉知ってるのか.」
ちあきは無言だ.
西田「そうか,もう中学生だもんな.
新聞に書いてあることぐらい,わかるよな.」
ちあき「なんとなくね.」
西田「だけどなあ,ちあき.」
その言葉を向いたちあきは西田の方を向いた.
西田「パパ,何も悪いことなんかしてないよ.ただ,ただパパの会社がなあ.」
ちあきはブランコを降りて立ち上がった.
ちあき「わかってる.」
その様子をタミーとドラゴンも見ていた.タミーはドラゴンに聞いた.
タミー「知ってるの,あの親子.」
ドラゴン「うん.」
タミー「なぜ?」
ドラゴン「グウゼン.トッテモイイコ.」
西田はホテルに隠れることにした. 妻のよし子は西田が3年間何を悩んでいるかわかっていたと言った. 西田は何か不愉快なことがあったら北海道のおじいさんのところへ行けと言った. どれくらいかかるのとよし子から聞かれた西田は, 半年か一年かよくわからないと答えた. 自宅からタクシーに乗った西田をタミーとドラゴンが追いかけた. 西田は尾行をまくためか途中で新宿の地下街に紛れ込んでしまい, タミーとドラゴンは西田を見失ってしまった. その頃,寺島は小津に速達で届いた西田の辞表を渡していた. 小津は激怒した.西田の行方は寺島もつかめていなかったが, 都内のどこかに潜伏していると睨んでいた.小津は西田の辞表を破り捨てた.
ビルの屋上でパンがゴッドの情報を伝えた.
西田の全面的協力を得られそうなので地検の特捜部はやる気満々だというのだ.
寺島と同様,マイトも西田は都内のどこかに潜伏していると睨んでいた.
タミーは身を隠したなら大丈夫じゃないかと言ったが,
パンは安心できないと言った.
デジコンは前の晩の12時ちょうどに自宅に電話をかけていると言い,
そのときの会話の録音テープを再生した.
よし子「はい,西田でございます.」
西田「私だ.」
よし子「あなた.大丈夫?」
西田「ああ,大丈夫だ.例のホテルだ.何も心配することはない.ちあきは?」
パン「例のホテルか.くっそう.」
マイト「西田の居場所がわからなくて焦っているのは俺達も奴らも同じだ.
問題はこの状況で奴らがどう出てくるかだなあ.」
その頃,学校から帰るちあきを暴漢の車が尾行していた.
自宅の近くでドラゴンを見かけたちあきはドラゴンに声をかけた.
ちあき「あら.まあ偶然ね.」
ドラゴン「ゲンキ?」
ちあき「うん.でもう,あんまり元気じゃないんだ.」
ドラゴン「ドウシテ?」
ちあきはドラゴンの問いには答えなかった.
ちあき「この前はありがとう.」
ちあきが微笑んだのでドラゴンも微笑んだ.
ドラゴン「ドウイタシマシテ.」
ちあきはファーストフード店でドラゴンに香港の事を聞いていた.
ちあき「ねえ,香港ってどんなとこ?」
ドラゴン「ホンコン?」
ちあき「竜さんのふるさとなんでしょう.」
ドラゴン「フルサト…ソウソウ.フルサト.」
ちあき「大きな町?」
ドラゴン「Yes. It's so a big city.」
ちあき「Big city. I see.」
ドラゴン「Have many many big tall buildings and many many people.」
ちあき「ふーん,人口多いんだあ.」
ドラゴン「ナアニ?」
それを聞いてちあきは笑った.
ドラゴンとちあきが話しているのを暴漢達が車の中から覗いていた.
そして住宅街で暴漢の車がドラゴンとちあきを襲った.
一瞬の隙を突かれ,ちあきはさらわれてしまった.
すぐに西田の家にちあきを預かっているという電話がかかってきた.
暴漢は警察に伝えるなと言い,西田に自宅へ戻れと伝えろと付け加えた.
よし子はすぐにサンサイドホテルに電話し,
西本健一という男,すなわち西田を呼び出させた.
だが西田は外出していた.その会話をハングマンも聞いた.
左腕をつっているドラゴンは沈痛な表情だ.
パン「ドラゴン,痛むか?」
ドラゴン「ダイジョウブ.」
だがその声に力はなかった.ドラゴンは悔やんでいた.
マイト「ドラゴン,お前のせいじゃねえよ.」
タミー「そうよ.あたし達もまさか奴らがここまでやるとは思わなかったもの.」
デジコン「ドラゴン.仕事はこれからだ.」
やっとドラゴンが微笑んだ.
一方,ホテルでは西田が検察側の取調べに応じていた.検事の一人が, 家族から離れるという決意はありがたいと思っているが, なぜ居場所を検察側にも隠すのか,と尋ねると, 西田は最後まで自分の自由意志でやりたいと答えていた. 検察に言われて身を隠したと後から言われたくなかったのだ. さらに西田はアメリカにいた頃の話をした. 西田は小津の毎晩相手をする金髪女の手配もしたし, 家族に言えないようなこともしていたのだ.西田は, 三流大学出のしがないサラリーマンだったが, 人間としてのプライドの問題だと答えていた. 潜伏先に戻ってきた西田をパンはロビーで発見した. 西田はメッセージを受け取り,自宅に連絡した. そしてちあきがさらわれたことを知った. 西田は警察に知らせるなと言い,自分に任せろと言った. 西田は震える手でどこかに電話をかけた.
その頃,マイトはタミーとディスコで踊っていた.西田が来ていたからだ. そこへ寺島が現れ,西田の席についた. 西田は人の大勢いるところでないと何をされるかわからないと言い, さらに寺島が「副社長の用意したしかるべきポスト」の話をするのをやめさせた. 西田は寺島にちあきの行方を聞いた. 寺島はちあきの命か自分の命かどちらか一つを選ぶように言い, 西田が「自殺」すれば, よし子とちあきが「一生食うに困らないだけの退職金」を出す, と小津が言っていると伝えた.西田はなおもちあきの行方を聞いた. 寺島は西田を連れ出した.
とあるヨットハーバーに停泊しているヨットにちあきが閉じ込められていた. そこへ電話がかかってきた.電話は寺島がかけてきたものだった. 寺島は西田にちあきの声を聞かせた.寺島は見張りに何事か命じた. 地下駐車場からマイトはパンに連絡を取った.パンは, ちあきを助け出す見通しが出るまで手が出せないので, ぎりぎりまで待とう,と言った.
その頃,寺島は西田に遺書を書かせていた.
次に寺島は自殺の方法を考え,西田に何がいいと聞いた.
西田はちあきが自宅に帰るまではいやだと答えた.
それを聞いた寺島はそれはできない相談だと言い,
殺しはしないので大丈夫だと答えた.
西田は寺島にもう一度ちあきのところへ電話させてくれと頼んだ.
その様子をハングマンは盗聴した.
デジコンは電話をかける音から電話番号を弾き出した.
デジコン「045」
マイト「横浜だ.」
デジコン「02…」
マイト「02? 0から始まる市内局番はどこにもねえぜ.」
デジコンは番号を割り出した.
そしてタミーにその番号に電話をかけさせた.電話は話中だった.
そして 02 で始まる電話番号は船舶電話であることに,
デジコンとタミーは思い当たった.
早速パンはマイトに横浜へ行ってくれと言った.
船がわかり次第,連絡するとパンは付け加えた.
ドラゴン「オレモイク!」
ドラゴンは外へ出ようとした.
パン「おい,ドラゴン.その体じゃ無理だ.」
だがドラゴンの決意は固かった.
ドラゴン「イク.アノコ,ゼッタイタスケル.」
マイト「よし,ドラゴン,来い.」
マイトとドラゴンは横浜へと向かった.その頃,寺島は電話し,
午前9時に西田が本社の屋上から「投身自殺」すると伝え,
ちあきに関しては「予定通り」やってくれと付け加えた.
詰め寄る西田に寺島は9時になったら自宅まで送り届けると言うことだと答えた.
だがヨットは出港準備を開始した.そして寺島は西田を会社へ連れ出した.
その頃,デジコンはマイトに連絡を取り,
ちあきの閉じ込められているヨットはビッグスター号だと言った.
小津副社長の持ち船で田島マリーナにいるはずだ.
ドラゴン「マイト,ダイナマイト.」
マイトは躊躇したが,結局ドラゴンにダイナマイトを渡した.
本社ビルに西田と寺島が現れた.寺島は西田を屋上へ連れ出した.
寺島は西田の内ポケットに遺書を入れさせた.
今,まさに西田が突き落とされようという瞬間に
パン「待った.」
寺島の部下が振り返るとパンとタミーがいた.
パン「西田さん.死ぬことはありませんよ.
今頃お嬢さんは無事に助け出されてるはずだ.」
西田「ホントですか?」
パンはうなずいた.
タミー「本当よ.死んじゃいけないわ,ちあきちゃんのためにも.」
寺島の部下がパンにとびかかり,寺島が西田を突き落とそうとしたが,
いずれも阻止された.
パン「がたがた騒ぐな.耳すましてよく聞きな.」
デジコンの声がスピーカーから流れた.
デジコン「大星商事の社員の皆さん.
ただいまから面白いテープをお聞かせします.
取締役秘書室長の寺島しげる氏が西田健太郎氏に自殺を強要している場面です.」
放送室にいたデジコンがテープのスイッチを入れた.
寺島「君が自殺した場合には,
奥さんと娘さんが一生食うに困らないだけの退職金を払ってやる,
と小津副社長は言っておられる.さてと,方法はどうする.」
西田「方法?」
寺島「飛び降り,睡眠薬,首吊り,手首を切るってのは?
どのやり方でもいい.西田君は午前九時に本社の屋上から投身自殺されるそうだ.
だから,預かってるお嬢さんに関しては…」
マイトとドラゴンは田島マリーナに到着し,
今まさに出港しようとしているビッグスター号を追いかけた.
ドラゴンはビッグスター号に飛び乗り,ちあきを救い出そうと格闘を開始した.
ドラゴン「チアキ,ドーコ.」
マイトはモーターボートを調達し,ビッグスター号を追いかけた.
ドラゴン「チアキ,ドーコ.」
ドラゴンはちあきの元にたどり着いた.
ドラゴン「チアキチャン.」
ちあき「竜さん!」
ドラゴンはちあきの縄をほどいた.
ちあき「どうして,ここへ?」
答える代わりにドラゴンはちあきを抱き上げた.
ドラゴン「イコウカ.」
ドラゴンはちあきを連れて甲板に出た.
だが,ドラゴンは背後から南条に拳銃で撃たれてしまった.
振り返ったドラゴンは南条達にダイナマイトを見せつけた.
マイトはモーターボートから叫ぶ.
マイト「ドラゴン,大丈夫か?」
マイトのモーターボートはビッグスター号に追いつき,
ビッグスター号の周りを回っていた.
ドラゴン「チアキ,オヨゲルカ?」
ちあき「うん.」
ドラゴンはちあきを海の中に突き落とした.
それを見て南条達がひるんだ隙に南条の部下に飛び掛り,戦った.
一方,マイトはちあきに浮き輪を投げ,
浮き輪に捕まったちあきを海上から引き上げた.
マイト「ドラゴーン!」
ドラゴンは南条と格闘していた.
そして銃声が響いた後,ビッグスター号は爆発した.
ちあき「竜さーん,竜さーん.竜さーん.竜さーん.竜さーん.」
ちあきの泣き声を聞きながら,マイトは無言で海を眺めることしかできなかった.
そしてオフィスでゴッドはドラゴン爆死の報を聞いた.
ゴッド「え? ドラゴンが?…そうか.いや,わかった.」
ゴッドは無言でドラゴンの位牌を取り上げた.
さすがのゴッドも,それ以外にできることはなかった.
そして小津は再逮捕された.
夕方,田島マリーナでマイト達は海を見つめる.
デジコン「あいつが死ぬなんて俺には信じられない.」
パン「奴は香港へ帰ったんだ.きっとそうに違いない.」
タミー「そうよ.ドラゴンは不死身だわ.」
マイト「馬鹿野郎.格好つけやがって.死んじゃいねえよ.な.」
西の空に夕日が落ちていった.
唯一と言ってもいい,ドラゴン主役編です. 言葉の問題でドラゴンの主役編と言える作品は, この作品と#22だけになってしまいました. そしてこの作品でドラゴンは殉職してしまいました. 生身の人間として友達を助けようとしたドラゴンに待っていたのは, やはり死でした. マイトの最後の台詞はそんなドラゴンを助けることができなかった, 自分に向けられたものなのかもしれません.
なお編集の都合でハンギングシーンと ドラゴン爆死シーンを別々に纏めて書きましたが, 実際の映像では二つのシーンは同時並行で描かれています.
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