2002年5月1日

「がんばれ! レッドビッキーズ」第46話「スパイ大作戦?!」

脚本は鷺山京子.監督は広田茂穂.

東京選抜大会に向けて練習が続けられていた. 今回の相手は前に散々な負け方をしたエリートスターズが相手だ. 練習終了後,ナッツとシゲが歩いていると大きな黒い犬がやってきた. シゲもナッツも犬が苦手.シゲは塀の上に上る始末.あまりにも情けない姿だ. そこへ少年がやってきて犬を追い払ってくれた. ナッツは少年に好意を持った.

次の日.ナッツはあの少年が見に来ている事に気がついた. 練習終了後,ナッツはあの少年こと西条に声を掛けていた.
ブラザー「あれがナッツの言ってた西条君か.」
トータス「シゲ,ライバルだな.」
シゲ「別に俺,そんなんじゃないよ.」
とは言うもののプレゼントをもらって頬笑むナッツを見て, シゲは嫉妬の炎を燃やした.

長山庵に帰ってきたシゲは上の空でオーナーが作った温飩を食べていた. 心配したオーナーは温飩が熱かったかと言ったが, シゲはそうじゃないと答え,オーナーがもてたかと訊いた. オーナーはもてて大変だったと言った.さて実際は
よし子「は.また始まった.」
なおもオーナーは,女に甘い顔しちゃいけない, ニヒルに構えて映画なんか連れ出すんだ,と言った. 見かねたよし子はオーナーを出前に出した. それでも,シゲはナッツを映画に誘う事にしたが…

シゲはナッツを映画に誘ったが上映中に寝てしまうという失態を演じてしまった. ナッツはカンカンに怒った.さらに喫茶店ではパフェを落としてしまった. ナッツはカンカン.シゲは西条と付き合っているのか,と言い, そんなの私の勝手だと機嫌を損ねてしまった.

その後の練習でナッツとシゲは仲が悪かった. ナッツの送球をシゲが捕らなかったのだ.コーチと令子は心配した. そこへ西条登場.シゲは西条の跡をつけてみた.だが途中で見失ってしまった. そしてシゲは見た.あの時の黒い犬を西条が自宅で可愛がっている姿と, エリートスターズのキャプテン小森が素振りしている姿を. シゲは西条が小森とグルだと睨んだ.

シゲはナッツに西条がエリートスターズのスパイだと言ったが, ナッツもジュリも取り合わなかった.シゲは証拠を攫んでやると言って去った. それを見て,ジュリは気になって確かめようといった. そしてジュリとナッツも見た.西条の家の前で西条と小森が別れるのを. さらに西条の家にあの黒い犬がいるのを確認した. 怒ったナッツは西条を逆に利用する作戦を考え出した. 但し,シゲには内緒でだ.理由を尋ねるジュリに,シゲは単純だから, こういう作戦に向かない,とナッツは答えた.

CMが明け,ナッツは西条に「秘密兵器を用意しているの」と, ある事ない事吹き込んだ.予想通り,シゲが尾行していた.ジュリはオーナーに, ナッツがシゲに追い回されて困っているとオーナーに吹き込んだ.作戦は成功. 西条に近づくな,とナッツと西条に言うシゲを, オーナーは引き離してしまった.
ナッツの声「シゲ,ごめんね.」
その後,オーナーとよし子は大喧嘩. オーナーがシゲを励まそうとして自分がもてたとか言っていたのが原因だった. 実際のオーナーは映画では上映中に寝てしまうなど全然駄目だったのだ. さらにオーナーはよし子とのデートで映画館を出た後で溝に落ちるなど, 散々だった.喧嘩はひどく,外を通りかかった恵子にも聞こえたほど. 恵子はシゲを連れ帰ることにした.

ナッツは令子に西条の件を話した.だが令子はナッツの企みを見抜いた. シゲは納得.さらにこう言った.
令子「三遊間の名コンビを復活させて頂戴. それしかエリートスターズに勝つ方法はないと思うわ.」

だがナッツの企みは小森に見抜かれていた.先発投手がペロペロだとか, クリーンナップに左打線を組むという情報がインチキだと言う事が判ったのだ. 西条は自分の悪事を棚に上げ,ナッツを逆恨みした.

次の練習終了後,ナッツは手紙で西条に呼び出された. ナッツはジュリに手紙を渡し,最後の一押しをする,と言って去って行った. その事をジュリの持っていた手紙から知り,シゲはナッツの後を追った. オーナーはシゲを引きとめようとしたが…
令子「オーナー,そっとしといてあげて.」
コーチ「シゲの名誉に関わる問題です.」
オーナーは怪訝な顔.
令子「子供の世界にだって色々とあるのよ,大変な事が. シゲを信じて見ていてあげて.」
オーナーは渋々納得した.

公園で西条はナッツに犬をけしかけていた.窮地に陥るナッツ.そこへシゲ登場. シゲは自分が盾になってナッツを犬から庇い,そしてこう言った.
シゲ「お前を瞞したのはこの俺だ.」
西条「何?」
シゲ「偽のデータを作ってナッツに喋らせたんだ.仕返ししたいなら, 俺にしろ.」
西条はシゲに犬をけしかけた.シゲは恐い犬を前に立ちはだかり, ナッツに逃げろ,と言った.そこへジュリ登場.ボールをナッツに投げて渡した. ナッツはシゲにボールを投げて渡し,シゲはボールを犬の顔面にぶつけた. 犬はシゲの気迫に押され,去ってしまった.
シゲ「さあ,これで五分と五分だ.やるか.」
シゲと西条はしばらく睨みあったが,シゲの気迫に負け,西条は逃げてしまった.
ナッツ「ありがとう,シゲ.」
シゲ「俺,やっぱり犬は苦手だ.」
二人は照れ笑いするのであった.

こうしてシゲとナッツは仲直りした.ナッツが打球に飛びつき,シゲに送球. シゲも送球に飛びつき,ベースにタッチ. 二塁走者のセンターをサードでアウトにする事に成功した.頬笑みあう二人
コーチ「どうなっちゃってんだ,あの二人?」
令子「三遊間の名コンビ復活だわ.」
レッドビッキーズはなおも練習に励むのであった.

次回は遂にエリートスターズと対戦. しかしペロペロとトータスの様子がおかしくなってしまった.

「太陽にほえろ!」第237話「あやまち」

脚本は長野洋.監督は竹林進.主役はボス.

ある夜.男(谷隼人)が女(紀比呂子)を乗せ,ドライブしていた. だが車は一人の男をはねてしまった.

翌朝.ゴリさんとボンはぎりぎりセーフ…と思ったら,1秒遅れていた. ボスはどうしたというゴリさんとボンに殿下は, とっくに出勤して早朝会議に出席だ,と答えた.そこへボスが戻ってきた. 四係の水沢昇刑事がイラストレーターの栗林友子と結婚する事になったという. で会議の内容は暴力団の一斉取締りについて.そこへ電話がかかってきた. 若葉台で男の死体が発見されたというのだ.

男の死体は崖下に転落していた.崖の上にはタイヤの跡が. 被害者の身元を証明する物は何もなかった. 服装から見て工事関係の日雇い労働者と思われた. 車にはねられ,コンクリートに叩きつけられ,ガードレールを超え, 崖下に落ちたらしい.ボスはうまく飛び越えたもんだなあと疑問を持った. さらに車種が判明した.ボスは轢き逃げの線で調べる事にした.

山さんの捜査で被害者の名前が太田正三と判明した. ボスは早速遺族に知らせた.太田の遺体にすがりついて泣く遺族を見て, ボスは心が痛んだ.監察医務院から出て来たボスは水沢(谷隼人)と出くわした. 水沢は近くまで聞き込みに来たとボスに言った. ボスは結婚式までに事件が解決するといいなあ,と声を掛け,去った. だがボスは水沢の後姿を見て釈然としないものを感じていた.

殿下の調べで例の車の持ち主が水沢の結婚相手の栗林友子(紀比呂子)の物と判明. 友子は修理に出していると殿下に答えた.殿下が工場へ行ってみると, 工場主の及川は三日前から預かっていると殿下に答えた. つまり,事件当日は工場に入っている事になる. だが殿下は車のドアに板金修理のあとがある事を見逃さなかった. 殿下は及川を問い詰め,実際は前の晩に車に運び込まれた事を白状した.

山さんとスコッチは友子を引っ張って取り調べた. 前の月の29日の晩に友子は人をはねた事を白状した. はねた男が太田である事も,写真を見て肯定した.友子は落ち着き払っていた.
スコッチ「じゃあ,なぜ逃げたんですか?」
友子「逃げてません.謝って,いくらかお金を渡して帰ったんです.」
スコッチは不思議に思った.お金など現場からは発見されなかったからだ.
山さん「誰に謝ったんですか?」
友子「勿論,その人に.病院へ運びましょうかって言ったんですけど, 大丈夫だって言うもんですから…」
スコッチ「嘘だ!」
友子「嘘?」
スコッチ「その男は崖下まで落ちて死んでましたよ.」
友子「存じません.私の車に触れた時は腰を軽く打っただけです. あの事故が元であの崖から落ちたなんて考えられません.」
友子は真顔で言った.
山さん「そうでしょう.車の事故ってのは恐ろしいもんでねえ, その場では大した事ないように見えても, しばらくしてから急に倒れるってケースがよくありましてねえ.」
スコッチ「お金渡したって言いましたねえ.」
友子「ええ.」
スコッチ「いくらですか?」
友子「5万円.」
スコッチ「ほう,大金ですねえ.だがこの男は5万どころか, 10円という金も持っていなかった!」
友子は驚いた様子でこう言った.
友子「そんな.あたし,確かに渡したんです.信じてくださらないんですか?」
山さん「確かにそういう事も考えられますねえ. しかし,それにしては少し大袈裟過ぎやしませんか? つまり,車を整備に出した日を誤魔化したり,板金した事を隠そうとしたり.」
友子の顔色が変わった.そして黙り込んでしまった.
スコッチ「それにちょっと接触しただけで5万というのがねえ.」
山さん「あなたは自分のした事が大した事ないんだと考えてるんだとしたら, 何もそんなにひた隠しに隠す必要はないと思うんですかねえ.」
山さんは話題を変え,若葉台の辺りをよく通るのかと訊いた. 友子はその事を肯定した.当日は「一人」で乗っていたと言い張っていた.
山さん「一人で?」
友子「勿論です.」

取調べの様子をスコッチと山さんは皆に報告した. だが山さんもスコッチも友子の供述を鵜呑みにしていたわけではなかった. 友子がやけに落ち着いていた事が気になっていた. 何か隠しているのではないかと考えていた.
山さん「これは俺の推測だがなあ. 彼女は車の細工はばれると或る程度予測していた. しかし何か一つ,これは隠し通そうとしている事がある.」
ピンと来たボスは水沢からの結婚式の案内状を手に持っていた.
山さん「ボス.」
ボス「栗林友子の事件当日の行動を徹底的に調べ上げてくれ.」

水沢の上司(勝部演之)でもある四係係長にボスは会った. 水沢は婚約者が逮捕されたというのに, 竜神会相手の仕事に必死になってやっているという. 四係の係長は張り切る水沢に手柄を立てさせてあげたいとも思っていた.

ゴリさんとボンの調べにより, 友子が事件当夜に水沢と会う約束をしていた事が判明. スコッチは水沢に接触した.まずスコッチはどれくらいで仕事の目処が立つか, 水沢に訊いた.なぜそんな事を訊くんだ,という水沢.
スコッチ「たった今,整備工場の及川って男に会ってきた.」
水沢は振り返った.
スコッチ「及川って男はあんたの婚約者に,三日だけ口をつぐんでくれ, と頼まれたそうだ.」
水沢の顔には心の動揺が現れていた.それを見てからスコッチは去った.
水沢の声「滝,あと三日あれば,俺がこの竜神会を…でも,警察官としては…」

水沢はボスを呼び出し,自分が車を運転した事を告白した. ボスはその言葉を待っていた.そしてボスには何もかも判っていた. あの晩,水沢はワインに口をつけなかったのが,友子はワインを飲んだ. 身代わりを考えついたのは友子で水沢は友子に押し切られたのだと言う事を.
ボス「だがな,水沢.お前,やはり間違えてる. 警官としては決して犯してはならぬミスをお前しでかしてる.」
水沢「はい.例えどんな些細な出来事でも, 届出を怠った責任を免れようとは思いません.」
ボスはこの言葉を不思議に思った.
ボス「些細?」
水沢「はい.自分はそれ程ひどくはねたわけではありません.」
水沢は確かに事故を起こした.だが,被害者を助け起こし,病院へ連れて行こう, と言ったが,酔っ払っていた太田は聞く耳を持たなかった. そこへ友子が金を持って出て来た.示談にしようとしたのだ.
水沢「警察官としては当然この男を病院へ連れて行くべきだと思いました. ですが…」
太田は「大丈夫」だと言い張っていた.
水沢「できるなら,このままで済ませたいと思った事は事実です. 男はかなり酔ってましたが,意識ははっきりしてましたし. 自分自身も不名誉な出来事を公にはしたくありませんでした.」
太田はお金を受け取って歩いていった.水沢は友子に押し切られ, その場を去ったのだ.
水沢「無論,交通事故の恐ろしさは自分にも良くわかってます. しかし,あの状態で後で意識を失って崖から落ちるなんて事は, 絶対に考えられません.何か別なアクシデントが起きない限りは. 信じていただけませんか.」
ボスは肯いた.
ボス「信じよう.」
だがボスはこう付け加えた.
ボス「しかしそれでもお前は過ちを犯した. お前の最初の処置が正しければあの男は死なずに済んだかもしれん.」
水沢の顔は曇ってしまった.

水沢の供述を聞き,殿下は他人事じゃないと思っていた.下手すれば懲戒免職だ. その水沢は山さんに供述書を提出し,スコッチの取調べを受けていた. スコッチは水沢にタバコを勧めた.
水沢「すまん.卑怯な男だと思うだろうな.自分の婚約者を身代わりにして, 平気な顔をしていたんだ.俺は最低の人間さ.」
スコッチは無言でタバコに火をつけた.
水沢「だが俺は竜神会を叩き潰すまではどうしても刑事を辞めたくなかった. この手であいつらを叩きのめすまではどうしても辞めたくなかったんだ.」
スコッチはタバコをくわえたまま,それを聞いていた.
水沢「三日だよ.あと三日ありゃ,それができたんだ.」
スコッチは黙ってタバコを口から離した.
水沢「俺にとってははじめての大仕事だった.竜神会を叩き潰すことが. それが…」
水沢は感極まって泣いてしまった.それを見たスコッチは何事か決意していた.

スコッチは竜神会の事務所に一人で乗り込んだ. 花山通りでかつあげをしたチンピラを捕まえるためだ.

ボスは何かあると考え,もう一度現場付近を調べろと言った. 出動する一係の面々と入れ替わりに四係の係長がボスに文句をつけにやってきた. スコッチが単独で竜神会に乗り込んだ事を抗議しに来たのだ. 山さん達が捜査を続けている頃,ボスは戻ってきたスコッチにこう言った. 今日から四係の捜査を手伝えと.はい,と答えるスコッチ. ボスはスコッチが水沢に共感していた事を見抜いていたのだ.

長さんは血のついた石の破片を発見した.石についていた血は太田の物と一致. これで水沢が去った後,何者かが太田を石で殴り殺した事が判明した. さらにボンや殿下の調べで次の事が判った.太田は外国製の時計を持っていた. だが太田の死体に時計はなかった.犯人が持ち去ったに違いない. 太田は飯場の仲間と,身分不相応の時計を持っている事で喧嘩になっていた. その男が怪しい.時計を金に変えるかもしれない. 長さんは質屋を巡る事にした.その頃,一係室に友子が現れていた. 友子は水沢の殺人容疑が晴れたと知り,安心した.だが
ボス「いや,今迄通りにはなりません.」
友子は言葉を失った.
ボス「確かに殺人に対する容疑は消えました.しかし水沢は交通事故を起こし, その後の処置をおろそかにした罪は消す事ができません.」
友子「でも現実にはほんのちょっと触れただけで些細な事で済んだんです. それをどうして,どうしてそんなに彼を責めるんです.あの人, もう少しで大きな暴力組織を潰す手がかりがつかめるって言ってました. そのお仕事が片付いたら自分から辞表を出すつもりだったんです. それなのに,どうして.」
ジーパンのテーマの変調曲が流れる中
ボス「我々は市民の命と財産を守るのが第一の使命です. その警察官が,例え些細な過ちを犯したとは言え,それは絶対に許されません.」
一方,水沢は辞表を出して去っていこうとした. スコッチは水沢に声を掛け,無言で両肩を叩いた.

長さんの調べにより,真犯人が判明した. ボスはゴリさん,殿下,ボンを真犯人平本やすおを逮捕させに向かわせた. 平本は造成地を走り回った.ジーパンのテーマが流れる中, 激しい格闘が行なわれた.だが結局平本は逮捕された.

友子は故郷へ帰る水沢を見送らないと言い張っていた.結婚を取りやめ, 刑事を辞めて自分から逃げ出すような男の顔など二度と見たくないと.
ボス「本当にそう思っているんですか?」
特急を新宿駅で待つ間に水沢が吸殻を拾っている頃,友子は言った.
友子「あたし達,随分話し合いました.泣いて頼みました.彼が好きだ, 彼以外に結婚できる人はいないって,あたし,一番良く判ってるから. 彼はゆうんです.今の俺には幸せになる資格がないと.あたし達, そんなにいけない事をしたんでしょうか. もう幸せをつかむ資格さえないんでしょうか.教えてください.」
ボス「私に言える事は一つだけです.彼に時間を与えてやってください.」
友子「時間?」
ボス「水沢が警察官として犯した小さな過ち.例え小さな過ちでも, 否応なしに一人の人間の死と関わり合いを持ってしまった. 妻も子もある一人の男が殺されてしまった. その責任の何分の一かは水沢の過ちにあると彼はそう考えたんです. 彼が誠実な警察官であればあるほど, 警察官を辞めた後の心の痛手は大きく残るんです. そのために東京を去る彼の苦しみ,心の痛手をあなたに判って欲しい. 立ち直る日まで待ってやって欲しいんです. 半年後か一年後か,あるいは二年になるか三年になるか, それは私にはわかりません. しかし,彼がもう一度自分の幸せを考える日が必ず来ます.」
友子は答えた.
友子「私も彼と一緒に苦しみます.その日が来るのを待ちます. 例え何年でも.ありがとうございます.」
ボス「その日が来るまで, 私はこれ(結婚式の招待状)を大切にしまっておきますよ.」

新宿駅から特急が発車しようとしていた. ジーパンのテーマの変調曲が流れる中,友子がホームに現れた. それを見た水沢は頬笑んだ.電車の中から手を振る水沢. 同じくホームで手を振りながら電車を追いかける友子. それをボスは物陰から見守った.その時,ポケットベルが鳴った. ボスは七曲署に電話した.電話に出た山さんが言った. 明日から四課と合同で竜神会に手入れをすると. そしてスコッチが良いネタを仕入れたと. ボスは十分後に戻ると言い残し,公衆電話ボックスを出るのであった.

次回はゴリさん主役編.ゴリさんが強盗犯と乗るヘリコプターの操縦士が撃たれ, 墜落の危機に…ゲストは風間杜夫.

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