2001年12月11日
「(新)仮面ライダー」第49話「ロケット発射! 筑波洋を宇宙の墓場へ」
脚本は土筆勉，監督は山田稔．遂に魔神提督はプッツンしたのか，
サンヨウジューに筑波洋をロケットの中に閉じ込め，
宇宙へうちあげるという作戦を実行させた．見事に筑波洋を化石化し，
ロケットの中に閉じ込め，ロケットをうちあげることに成功するサンヨウジュー．
間抜けなことにロケット打ち上げの時にかかる重力で，
筑波洋に付着していた化石がはがれおちてしまった．
筑波洋はスカイライダーに変身．コントロール装置を壊してロケットを落下させ，
爆発させることに成功．スカイライダーは死んだはずだ!
高笑いするサンヨウジューの前にスカイライダーが現れた．
「俺がスカイライダーだと言う事を忘れたか，サンヨウジュー!」そう．
すっかり忘れていたけれどスカイライダーは空を飛べるのだ．
こんな間抜けなオチがつき，いろいろあった後，
サンヨウジューは自分が化石化した後，岩石落としを食らい，
さらにスカイキックを食らって昇天してしまいましたとさ．
めでたし．めでたし．
「特捜最前線」第77話「挑戦I・おじさんは刑事だった!」
挑戦三部作(勝手に命名)は全て脚本が石松愛弘，監督が村山新治．
神代は水島アキ(野際陽子)と健一親子に近づいていた．
ある事件の真相を探る為だった．9年前，
ホステスが乱暴されて殺された事件が発生．水島という男(御木本伸介)が自首し，
懲役10年の判決を受けて前橋刑務所に入所し，間もなく仮出所するのだ．
神代は真犯人は別におり，水島が罪を被っていたと睨んでいた．
水島は胃潰瘍を患っていたが癌の疑いもあった．
余命幾ばくもないと思った水島が罪を被ったに違いない．
神代は3年前のある事件を追っている途中で，この事件が怪しいと睨んだのだが，
その事件は何かという橘の問いに神代は「今はいえない．」と答えを拒否した．
水島アキは現在青山のレストランのオーナーになっていた．
そしてアキも健一も神代に好意を持っていた．やがて水島が出所．
紅林と吉野は三光経済新報社の社員が水島の家を盗聴している現場を押さえ，
捕まえようとしたが社員は車で逃亡し，ブルドーザに激突して爆死．
やがて水島アキと水島の乗った車に細工がされ，
車が止まらないようにされてしまい，
橘と津上の先導のお陰で助かるという事件が発生．
その過程で神代の正体が健一にもばれてしまった．
捜査の為に子供と母親の愛情を利用した神代に水島も，アキも，健一も，
そして(船村以外の)特命課の面々も反感を覚えた．
追い詰められた水島は事件の黒幕に近づこうとしたが，
白昼，街中で刺し殺されてしまった．アキは霊安室で，
水島が死んだのは神代のせいだと叫ぶのであった．
「特捜最前線」第78話「挑戦II・僕はおじさんを許さない!」
挑戦三部作(勝手に命名)は全て脚本が石松愛弘，監督が村山新治．
神代達は水島を殺した男を尋問したが，男はカッとして殺したと言うばかり．
特命課の面々は三光経済新報社を家宅捜索したが，
社長(山岡徹也)も編集長(浜田晃)も平然とした顔だった．水島のお通夜の日．
神代は，アキのレストランの従業員が水島の部屋で家捜ししているのを目撃．
早速問い詰めたが，他に家捜しした人物がいたと従業員は主張した．
神代はそれは健一ではないかと考えた．神代の読み通り，葬儀の日，
健一は黒幕に電話をかけ，水島のノートを持っている，と脅しをかけた．
だが健一は捕まってしまった．その晩．神代は従業員を脅し，
健一の行方を聞いた．そこへ三光経済新報の編集長が現れ，
神代を連れ出した．後を追う津上と橘．
ストロンガーがタイタンを追いかけてるぞ．だが，妨害が入り，尾行は失敗．
三光経済新報の編集長は途中で車を乗り換え，
健一のところへ神代を連れて行った．三光経済新報の社長は神代を盾にし，
捜査を打ち切るように特命課を脅迫した．ノートを出せと健一は脅迫された．
そして神代と二人きりになったとき，健一は事件の真相を告げた．
真犯人は五量物産の会長の息子だった．
神代は健一を救出するために隙を突いて脱出しようとしたが，
力及ばず，ノートは黒幕に奪われてしまった．気がつくと神代は病院にいた．
健一はアキの元に返された．そして健一は，
自分を救おうと一生懸命努力した神代に感謝し，わだかまりは解けた．
意を決したアキは事件の黒幕五量物産の寺井会長(内田朝雄)に，
店の権利書を返しに行った．それを見た橘と紅林は，
神代が追っていた別の事件とは，三年前に起きた，
五量物産の黒い霧事件であることに気がついた．
健一からアキが店を辞めたと聞いた神代は捜査の打ち切りを決意していた．
アキのことを考えて打ち切ることにしたのだ．責任を取る為に神代は辞表を出し，
アキとあるレストランで食事をしていた．だが寺井達は容赦せず，
店に時限爆弾を仕掛け，アキと神代を爆殺しようとするのであった．
爆弾は爆発し，神代は傷だらけになりながらも，
必死にアキを助けようとするのであった．
次回は遂にアキにも死なれ，面目を失った神代が自分の面子をかけ，
なりふり構わず寺井に迫ります．寺井も本性をあらわにし，
力と力の対決となります．
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東平 洋史
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