2001年11月4日

「仮面ライダー」第40話「死斗! 怪人スノーマン対二人のライダー」

脚本は伊上勝,監督は山田稔.死神博士登場編.本郷猛再登場編. エミ&ミカ登場編.ダブルライダー共闘編.元旦に放送されただけあって, 豪華な一編だ.突込み所はほとんどない.いや一ヶ所あるのだが, それは次回で判明することだから,とりあえず置いておこう. それにしても天本英世さん演じる死神博士は怖い. この人が後に「平成教育委員会」で「天本君」になっちゃうんだから, 世の中わからないものだ.またスノーマンは強敵. 冒頭で1号のライダーキックにも耐え,2号との戦いでも優勢. 結局1号と2号が一緒に放ったライダーキックで昇天した. もっとも服を取り替えたエミとユリを見間違えるというトホホな場面も. それからエミとミカは冒頭ではスイス支部の戦闘員を次々と倒すほど強かったが, 九州では戦闘員に軽くあしらわれてしまった.日本支部の戦闘員の方が強いのか? なお「本郷猛の助手」のエミとミカはスイスでショッカーの作戦計画書をゲット. ユリは「一文字隼人の助手」と称して強引にエミから作戦計画書を受け取ったが, 隼人はそんなことはちっとも考えていないと思うぞ. なお,この回からオープニングとエンディングの映像が少し変わった. また桜島測候所所員の役で大野剣友会の岡田勝さんと佐野房信さんが顔出し. 佐野さんに岡田さんが「おい,岡田.」と呼びかけているので紛らわしい.

「仮面ライダー」第41話「マグマ怪人ゴースター 桜島大決戦」

脚本は伊上勝,監督は山田稔.前回からの続き. 前回と違って突っ込みどころ満載.まずどちらが出撃するかどうか決めるのに, 猛がコインを投げて隼人に当てさせる.隼人が外れたため猛が出撃する事に. しかしこのコインは2枚貼り合わせて同じ面しか出ないようにしたもの. だが猛よ.もし隼人が逆の答えを言ったらどうするつもりだったんだ? さて颯爽と出動した1号だったが,ゴースターには敵わず捕まってしまった. そして第2の突込みどころ.殺してしまおうというゴースター. だが死神博士は脳波コントロールを1号にセット.なぜ脳改造しなかったのだ? まあ,出先なので脳改造するための装置がなかったのでしょう…と考えておこう. 最後に第3の突込みどころ.そして死神博士に操られた1号は2号と戦った. だが「何千キロ離れていても」通じるテレパシーの力で, 1号は脳波コントロールから覚醒.何で覚醒できるのだ? それにテレパシーがあるならエミとミカに作戦計画書を託さず, 自分でテレパシーを使って送った方が良かったのではないか,猛. なお,ゴースターは前回同様1号と2号のライダーキックで昇天. 再生怪人としてモグラングとアルマジロングが登場. 戦ったこともないのにアルマジロングの名前を1号が知っている. 多分,テレパシーで知ったのでしょう. アルマジロングは1号が腹部に放ったパンチで昇天したが, モグラングは倒された描写なし.

「仮面ライダー」第42話「悪魔の使者 怪奇ハエ男」

脚本は島田正之,監督は山田稔.立花レーシングクラブの前で, 五郎の友人(演じるは「キカイダー01」のアキラ役の五島良英)が, 車に轢き逃げされた.怒った隼人は車を追いかけ, 車を運転していた不良青年(東映ピラニア軍団の根岸一正)をボコボコに. それを見た死神博士は隼人に恨みを抱くこの青年をハエ男に改造した. そして他人を自分の思い通りにできる薬を渡した. ハエ男は藤兵衛,五郎,ユリ,エミに薬を飲ませることに成功し, 隼人を立花レーシングクラブで襲わせたのだが…お化けマンションで昇天.

「仮面ライダー」第43話「怪鳥人プラノドンの襲撃」

脚本は鈴木生朗,監督は田口勝彦.どうやって作ったのかは知らないのだが, プテラノドンの怪人プラノドンが登場. そしてエミと滝の耳にコントロール装置をつけて操った. 前回と変わらない事をしているぞ.

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東平 洋史 E-Mail: hangman@basil.freemail.ne.jp