脚本は上原正三,監督は若林幹. 弟ワンエイトの危機に駆けつけたワンセブンはグラビトン攻撃を仕掛けたが, ハーケンキラーは盾でグラビトンを跳ね返してしまった. グラビトンの連射は不可能だ.仕方なくワンセブンは三郎の勧めに従い, ワンエイトを連れて地下工場へと逃げ去った. ここぞとばかりにブレインはハーケンキラーを暴れさせた. レッドマフラー隊の基地も破壊されてしまった. 焦ったワンエイトはワンセブンの制止を振り切って出撃. なんとワンエイトはハーケンキラーの味方になると宣言. ハーケンキラーが持っていた電磁フィルターを自分で取り上げて, ワンセブンの頭につけてしまった. なす術も無くワンセブンは地下工場に落とされ, 埋められてしまった.何とかワンセブンを救おう. 三郎達は地下工場へ別の入り口から入ろうとした.ガンテツも合流し, 一生懸命岩をどけ,何とかワンセブンのところにたどり着いた途端, 電磁フィルターに着いていた時限爆弾が爆発.電磁フィルターは消滅した. 再び活動を開始したワンセブンは地上へ出てハーケンキラーと対決. グラビトンを放とうとしたが,ハーケンキラーの動きは素早い. そのときワンエイトが叫んだ.「この時を待っていた.」 ワンセブンがグラビトンを放った途端, ワンエイトはハーケンキラーを羽交い絞めにし,ハーケンキラーの動きを封じた. グラビトンはハーケンキラーに命中し,ハーケンキラーは爆発. しかし「原子炉をやられた.」ワンエイトも爆発した.これを見ていた佐原, 剣持,三郎,そしてワンセブンはワンエイトの真意を知った. ワンエイトはハーケンキラーを倒すためにわざと裏切った振りをし, ハーケンキラーを油断させたのだ. そして電磁フィルターに時限爆弾を仕掛けたのもワンエイトだった. そのワンエイトはもういない. 矢崎勇は泣きながらワンエイトの名を叫ぶのであった.
どうでもいいけれど, 原子炉が爆発したら放射能を持った物質がばら撒かれてやばいんじゃないかなあ. また地下工場の地上部の場所は前回は新宿中央公園,今回はお台場の辺り. まあそんな突っ込みは野暮と言うものだろう.
さらにどうでもいいけど, <http://www4.justnet.ne.jp/~keny/Anim_066.htm>には
レッドマフラー本部の壊滅、必殺技で倒せない強敵、そして弟18の死という、 中盤の山場となる重いテーマを与えられた回 なのだが、 巨大なソフトクリームのおやつとか、爆弾で煤けるブルー・ピンクとか、 妙なギャグで気が抜けてしまい、もう一つ 盛り上がらなかった。と書かれている.メリハリをつける作劇法に気がつかないところが間抜け. 所詮子供向け娯楽番組なんだからね.本当にこの人,頭悪過ぎ. この人にとって,娯楽とは何なのだろうか?
「2001年10月」へ 「テレビ鑑賞記」へ 「私の好きなテレビ番組」へ 「touheiのホームページ」へ戻る.