2001年10月8日
「必殺からくり人血風編」第7話「恨みに棹さす紅い精霊舟」
脚本は大和屋竺,監督は蔵原惟繕.
おいねはある男(樋浦勉)に見初められて一緒について行く.
おいねを好きだった新之介は悲しんだ.だがその男は悪党だった.
罪人を外国へ逃がすと騙して大金を取り,隠れ里へ連れて行ったうえに,
大砲で撃ち殺す一味の一員だったのだ.
被害者の父親から恨みを晴らすよう頼まれた土佐ヱ門達は隠れ里へ向かい,
悪党を倒し,おいね達を救うのであった.他に悪党の首領役で浜村純が,
官軍側の密偵役で白影こと牧冬吉が登場.
「必殺からくり人」第3話「賭けるなら女房をどうぞ」
脚本は早坂暁,監督は工藤栄一.
借金の片に女房を取られた魚屋の伝次(古川ロック)は曇りの手下(草野大悟,
堀勝之祐)の誘いに乗り,生き仏として一揆先導の役割を担う事になった.
これは米の値上がりを狙った米商人(青木義朗),藩の江戸家老,
曇りの企みだったのだ.伝次は偶然盲目の女の目を治してしまったことから,
真に生き仏として目覚めてしまった.
焦る曇りの手下は伝次を始末しようとしたが,時次郎と天平に倒された.
時次郎は江戸に帰るよう伝次に言ったが,伝次は聞き入れず,
そのまま一揆に参加.一揆の先導者として撃ち殺された.しばらく経って,
仇吉と藤兵衛は米商人の店に乗り込み,伝次の件で金を要求.
はじめは拒んだ商人だったが,藤兵衛の怪力の前に屈し,要求を呑むのであった.
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東平 洋史
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