2001年10月6日
「必殺からくり人血風編」第6話「悲恋を葬る紅い涙」
深川に住む太鼓持ち彦六と芸者お栄の悲恋の物語.
その恨みを晴らすのが今回の話だ.
太鼓持ちと芸者の付き合いは禁止されていたので,
二人の間は人目を忍ぶ仲だった.また二人とも直次郎の知り合いだった.
そんなある日,太鼓持ちが借りてきた30両の簪を芸者がなくしてしまった.
お金を稼ぐため,太鼓持ちは幕軍に仕官,芸者は身を売ってしまうのだ.
太鼓持ちの乗り込んだ軍艦の仕官は軍資金5千両の持ち逃げを企てており,
邪魔者の兵士を殺そうとしてしまうのだ.
そして身を売って海軍士官と情事を行なう場に太鼓持ちも遭遇.
二人とも殺されてしまい,海に投げ込まれてしまった.
話は前後して,呑みに出掛けた太鼓持ちと出会い,
意気投合した土佐衛門は太鼓持ちから
「こりゃまた猿股ステテコパッチン.」という調子を教わっていた.
仕事を決意したおりくは「土佐さん.」と頼んだが,
この場面で山崎努さんは「これまた猿股ステテコパッチか.」と答えた.
思わず「え?」と言う草笛さんに
「やらないように見えますか?」と答える土佐衛門.
山崎さんのアドリブじゃないかと私は思うのだが,どうだろうか?
まあ,仕置の場面でも土佐衛門はドアップになって
「ステテコパッチめ.」と呟いているので,
脚本担当の中村勝行さんのお遊びかもしれないが.
なお,今回新之介は探索には参加するが殺しはしない.
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東平 洋史
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