2001年10月5日

「Gメン'75」第123話「野球場ナイター殺人事件」

脚本は池田雄一,監督は山口和彦. 続々と子供が誘拐される事件が3件も起き, 被害者はいずれも城南電鉄(実は小田急)沿線に住んでいた. 他の手がかりはどの現場付近でもワーゲンが通るのを見かけた人がいたことだけ. 第一の被害者の父親は大学教授(佐原健二), 第二の被害者の父親はエリート商社マン水野(西沢利明), 第三の被害者の父親は町工場の経営者の志村.いずれも深い付き合いはなかった. 第一の被害者は, 冒頭で巨人―大洋戦(松原誠が現役の頃)が行なわれた後楽園球場で刺殺された. 第二の被害者が住む家は「ウルトラマンレオ」の美山家と同じ場所. Gメンは公開捜査にふみ切り,被害者はテレビ番組で犯人に訴えかけた. そして番組終了後,立花は被害者達にお互いに面識はなかったのか,と聞いた. 志村は,そう言えば見かけたような気がするといい, 水野も,同じような記憶があった.しかし,大学教授は覚えていなかった. そこへ犯人から工場主へ電話が入った.電話の逆探に成功した立花は現場へ急行. 女の乗るワーゲンを見かけた立花は追跡を開始した.小田切も出動した. 追跡の途中,男の声で追跡を止めるようにGメンへ電話がかかって来た.そして, 志村の息子が大井埠頭のクレーンに縄で吊られているところを立花が発見. 無事救出される.しかし犯人の手がかりはなくなってしまった. 女と男の二人組だということしかわかっていないのだ.唯一の手がかり, 犯人の女が運転するワーゲンも羽田空港付近の埋立地で炎上. 燃える無人のワーゲンを小田切が見るシーンでこの回は終了. 「つづく」の文字が.どうでもいいけど, 佐原健二と西沢利明が被害者役と言うのは違和感が… そしてテロップに登場する有名女優と有名俳優はどこに登場したのだろうか. 全ては次回で明らかにされるが,予告編でバレバレ…

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東平 洋史 E-Mail: hangman@basil.freemail.ne.jp