話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 予告編 |
1 | 1973年 4月21日 | 命を売ってさらし首 | 野上龍雄 | 貞永方久 |
(番宣予告)
(第1話予告) |
2 | 1973年 4月28日 | 牢屋で残す血の願い | 国弘威雄 貞永方久 |
雑穀問屋の元締が次々と殺され,そこには何故か花札が一枚. 赤い簪に恨みを残して死んだ女の願いにろくでなしの仕置人が立ち上がった. 次回,必殺仕置人に御期待下さい. | |
3 | 1973年 5月 5日 | はみ出し者に情なし | 安部徹郎 | 松本明 |
主水「おめえたちゃなあ,何の罪科のねえ女達を,
おめえらの慰みもんにしやがった.そのために首をくくった女もある.
身を持ち崩した女は二人や三人じゃねえ.
その訴えを聞いてやる奉行所の役人がぐるになってちゃ,
一体,この恨み,誰が晴らしてやるんだよ!
(悪党のうめき声の後)おう,奉行所はなあ,北町と南町だけじゃねえぞ.
ここに地獄の…(悪党のうめき声)」 ナレーター「次回,必殺仕置人に是非御期待下さい.」 |
4 | 1973年 5月12日 | 人間のくずやおはらい | 野上龍雄 | 三隅研次 |
ナレーター「己の縄張りを広げるために次から次へと仲間を殺し,
額には三途の川の渡し賃を置く冷酷非情なやくざ,聖天の政五郎.
遂には自衛をこうずるために集まった親分衆に殴り込みをかけ,
一同を皆殺しにした上,惨殺を目撃した子供までを斬り捨てた.だが政五郎は,
子供を失った母親から愛を分かち合う男までも奪い取ってしまった.
その上,牢内の小六にまで冥土への渡し賃を送りつけてきた.
この不敵な挑戦に小六が立ち上がった時…」 主水「ち.可哀想になあ.おめえ,とうとう頭来たなあ. だから悪い病気は早く治さなくちゃ…(錠と鉄が準備するのを見て)おい, おい.正気か,お前達は.え.仕置の相手はなあ, そんじょそこらのガキじゃねえんだ. 天神の小六だって散々考えたくらいの大物なんだ. まして頼み手のねえ仕置なんか…」 錠「頼み手はいるよ.」 ナレーター「(頼み人が映った後で)果たしてろくでなしの仕置人は, 奴らにどういう仕置をかけようとするのか. ここに仕置人対やくざの壮絶な闘いが始まった. (仕置人対やくざの死闘が描かれる)次回,必殺仕置人に是非御期待下さい.」 |
5 | 1973年 5月19日 | 仏の首に縄かけろ | 山田隆之 | 大熊邦也 | 佐渡の金山.一つ穴掘れば俺とお前は穴兄弟. 佐渡の流人仲間から俺を守ってくれと頼まれた鉄. だが彼には暗く深い穴が待ち受けているのであった. 次週,必殺仕置人に御期待下さい. |
6 | 1973年 5月26日 | 塀に書かれた恨み文字 | 国弘威雄 | 松野宏軌 | 江戸の闇に25の命が散った試し斬りに父を殺された子供に犯人を仕置いてくれ, と頼まれる主水.牢内の小六にも女郎から依頼があった. 次回,12万石の大名に挑む仕置人に御期待下さい. |
7 | 1973年 6月 2日 | 閉じたまなこに深い淵 | 山田隆之 | 工藤栄一 | 白く濁った検校のその目は果たして見えるのか? 探す仇と瓜二つ. しかし確証をつかめぬままに娘おいとは死んで行く. 次回,検校の目の秘密に挑む必殺仕置人に御期待下さい. |
8 | 1973年 6月 9日 | 力をかわす露の草 | 猪又憲吾 | 松野宏軌 | 危機にみまわれる仕置人.相手は狂気の女と大男.女には権力.男には馬鹿力. ともにまともに向かって勝てる相手ではない. 次回,ピンチに立たされる必殺仕置人に御期待下さい. |
9 | 1973年 6月16日 | 利用する奴される奴 | 安部徹郎 | 松本明 | 命がけで惚れた男が女を食い物にしていると知った時, 泥沼の底に女の夢は消えた.お願いです.あの人を殺してください. 次週,必殺仕置人に御期待下さい. |
10 | 1973年 6月23日 | ぬの地盗人ぬれば色 | 国弘威雄 | 松野宏軌 | 将軍家側室と言う権力が一介の染物職人の娘から無法にも父と許婚を奪った. その上,天涯孤独の身となった娘に口封じの為か,大奥へ上がって奉公せよ, との話があった時,昔,娘の父親に恩のあるおきんはその身を案じ, 付女中として一緒に大奥に上がることになった. 果たして大奥で二人を待っているものは何か. 権力の横暴と男子禁制の大奥に向かって仕置人は立ち上がった. 次回,必殺仕置人に御期待下さい. |
11 | 1973年 6月30日 | 流刑のかげに仕掛けあり | 浅間虹児 | 國原俊明 | 無実の罪を着せられて死んで行った者の恨みが泣く. だが相手は奉行ですら一目置くという鬼の目明し.やる方が先か. やられる方が先か.次回,必殺仕置人に御期待下さい. |
12 | 1973年 7月 7日 | 女一人の地獄旅 | 松田司 | 工藤栄一 | 一族を虐殺され,独り異国に取り残された娘.語るべき言葉も知らず, ただ恨みの篭った眼差しでじっと見つめていた. 次週,必殺仕置人に御期待下さい. |
13 | 1973年 7月14日 | 悪い奴ほど良く見える | 浅間虹児 | 松野宏軌 | 家老の娘をかどわかし,なぜか街中の噂になるのを独り待ち望む一人の侍. 命を掛けた無謀な行動のその背後にあるものは何か. 次週,必殺仕置人に御期待下さい. |
14 | 1973年 7月21日 | 賭けた命の瓦版 | 三好加也 | 工藤栄一 | ひたすらに真実をみつめながら遭えなく死んでいった瓦版屋の恨みより. 人の世に晴らせぬ恨み残せども死に行く者の筆の一太刀. 次週,必殺仕置人に御期待下さい. |
15 | 1973年 7月28日 | 夜がキバむく一つ宿 | 浅間虹児 | 蔵原惟繕 | 豪雨の中,足止めを食らって廃屋の中に閉じ込められた11人と2人. 昨日一人殺され,今日もまた一人.一体誰が,何の目的で. 次回,必殺仕置人に御期待下さい. |
16 | 1973年 8月 4日 | 大悪党のニセ涙 | 国弘威雄 | 工藤栄一 | |
17 | 1973年 8月11日 | 恋情すてて死の願い | 桜井康裕 | 長谷和夫 | |
18 | 1973年 8月18日 | 備えはできたいざ仕置 | 勝目貴久 | 松野宏軌 | |
19 | 1973年 8月25日 | 罪も憎んで人憎む | 国弘威雄 | 蔵原惟繕 | |
20 | 1973年 9月 1日 | 狙う女を暗が裂く | 鈴木安 | 田中徳三 | |
21 | 1973年 9月 8日 | 生木をさかれ生地獄 | 鴨井達比古 | 長谷和夫 | |
22 | 1973年 9月15日 | 楽あれば苦あり親はなし | 猪又憲吾 | 松本明 | |
23 | 1973年 9月22日 | 疑う愛に迫る摩手 | 松田司 | 松野宏軌 | |
24 | 1973年 9月29日 | 無理を通して殺された | 松川誠 | 長谷和夫 | |
25 | 1973年10月 6日 | 能なしカラス爪を研ぐ | 鴨井達比古 | 工藤栄一 | |
26 | 1973年10月13日 | お江戸華町未練なし | 梅林貴久夫 |