概要
「必殺仕掛人」のヒットを受けて製作された必殺シリーズの第2作.
前作とは違いアマチュア集団が合議制によって殺しを行なう形式が確立した.
中村主水が初登場する作品としても有名だが,
この作品の主役はあくまでも念仏の鉄である.
そのため主水が登場しないことも多く,
主水が殺しを行なわないことも多い.
高視聴率を記録したが,この番組を見て興奮し殺人を行なった,
という事件(結局は濡れ衣だったが…)が起き,
たった半年で終了するはめになった.
なおサブタイトルの頭文字を順番に並べると「いろはにほへと…」となる.
鉄,錠,おきん,半次,主水達は私生活でも仲良くやっている.
お互いの家に勝手に上がり込んだり,
お店で一緒に(一両三分もの)湯豆腐をつついたり,
沈没船の中で一緒に素麺を食べたりと,かなり親密な付き合いをしている.
(役者のアドリブも入っていると思われる)彼らのやり取りも楽しく,
陰惨な話を中和してくれた.
主水が一番楽しく裏稼業をしていたのはこの時期ではないだろうか.
仕置きもサークル活動の乗りで行なっていたと感じられる.
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